奥白花の鬼伝承
このシナリオの探索者達は、最近の記憶を喪失した状態からセッションが始まる。探索者達が深い眠りから目を覚ますと、そこは見知らぬ村、「白花」であった。探索者達はこの村で行われると言う「祭り」を観光しに訪れる途中、車の事故に遭ってしまったようだ。彼らは、探索者の内の一人と旧知の仲であると名乗る保月蓬の自宅で過ごしながら、祭りの当日までをこの村で過ごすこととなる。この地に秘められた恐ろしい事実と、自分達の置かれた危機的状況を露知らぬまま――。
概要
現代日本シナリオ 作成者:ホリ(耶話鳴え) http://www.yawanae.esy.es/ 推奨探索者人数: 2~5人 想定プレイ時間: 3~5時間 ※このシナリオには、独自に創作されたクリーチャーが出現します。
利用規約
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シナリオの真相(ネタバレ含む)
※下記は、シナリオ本文「真相」の項の一部です。 ご購入の際のご参考にしてください。 (前略) それから長い年月が流れ、幾たびの戦乱の時代を経て、人々から人食鬼の記憶が消え去った現代。人口が減少し、限界集落となってしまった白花において、人食鬼達の封印が経年劣化によって薄れつつありました。そして、夏の終わりのある日、一筋の稲妻がご神木を両断し、ついにはその封印が完全に解かれてしまいました。封印から解放された人食鬼達は、瞬く間に白花の住民達を食らい、人間に化ける事で彼らに成り代わっています。そしてこの異形の怪物は、長年の封印によって衰えてしまった自らの 「力」を取り戻すべく、自分達が古来より崇拝する 神であるクトゥグァを悪魔的儀式によって招来し、その恩恵を得ようと考えています。 探索者達が白花を訪れたのは、その矢先でした。人食鬼は、探索者達を「健全で健康な生命」として クトゥグァに奉納すべく、儀式の日まで特別な拘束や拷問をせず、心身の健康を維持してこの村に束縛 しようと画策します。人食鬼達は人間に化け、探索者達にとって居心地のよい村を演出することで、目的を達成しようとしています。白花で目を覚ました 探索者達はその時点で、知らぬ間に危機的状況に置 かれています。探索者が白花の村で出会う村人は全て、人食鬼が人に化けた姿なのです。 (後略)
商品内容
PDFデータ(全48ページ/掲載文字数 約5万文字) ※PDFデータ内に、地図データが含まれます。